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黒船乗り込んだ幕臣・中島三郎助 功績たたえイベント

カルチャー 神奈川新聞  2017年01月23日 02:00

中島三郎助を描いた垂れ幕を背に演奏する横須賀市立浦賀中学校の吹奏楽部=浦賀コミュニティセンター
中島三郎助を描いた垂れ幕を背に演奏する横須賀市立浦賀中学校の吹奏楽部=浦賀コミュニティセンター

 幕末から維新にかけて活躍した江戸幕臣、中島三郎助(1821~69年)の功績をたたえる催しが22日、横須賀市浦賀5丁目の浦賀コミュニティセンターで開かれ、大勢の来場者でにぎわった。

 浦賀奉行所の与力だった三郎助は53(嘉永6)年、ペリー艦隊来航時に黒船へ乗り込んで交渉したことで知られ、浦賀で日本初の洋式軍艦を建造した。歴史サークル「中島三郎助と遊ぶ会」が誕生日(1月25日)に合わせて開く催しは、ことしで23回目。

 会場には、足跡をたどる文献資料や写真などが多数並び、ステージには三郎助を描いた垂れ幕も。地元の中学生による吹奏楽やダンスなど、多彩なイベントで幕末の偉人を顕彰した。ひ孫の中島恒英さん(71)=海老名市=も来場し、「エンジニアとして近代日本の出発点をつくった三郎助の存在を知ってもらえれば」と話していた。

 2020年の奉行所開設300年を控え、地元では跡地に建物の復元を目指す動きもある。会場では署名活動なども行われ、遊ぶ会の大内透会長は「いつか奉行所の跡地で三郎助まつりを開催したい」と期待していた。


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