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アプリかざすと町長メッセージ 真鶴町が魚の移動販売車貸し出しへ

政治行政 神奈川新聞  2016年03月27日 11:23

宇賀町長(右)もお披露目にひと役買った移動販売車=24日、真鶴町真鶴
宇賀町長(右)もお披露目にひと役買った移動販売車=24日、真鶴町真鶴

 地元の豊かな自然や食をアピールしようと、真鶴町は4月から町民や町内事業者らを対象に、魚など地場産品の移動販売車「真鶴おさかな号」を貸し出す。スマートフォン(スマホ)を車体のデザイン画にかざすなどすると、宇賀一章町長が登場する町のPR動画やドローンで撮影した町内の様子が見られ、動く広告塔として期待される。町は町外での販売だけでなく、町内への誘客にもつなげたいとしている。

 販売車は冷凍・冷蔵機能を備える。町では、魚、農産物の販売を想定しており、販売エリアは営業許可を受けた県保健所が管轄する県西、県央、湘南(藤沢市を除く)などを検討している。

 特徴は、アプリケーションと連動している点。車体にプリントされたQRコードをスマホで読み込み、KDDIのアプリ「SATCH VIEWER」をダウンロードした上で、車体の両側面、後部に描かれた魚やタコ、サザエ、松など全体が映るようかざすと、これらのイラストが画面に立体表示される。例えばタコを選ぶと宇賀町長のビデオメッセージが表示されるなど、選ぶイラストによって町のPRサイトを見られる。

 町では以前から、真鶴半島先端部の保安林「御林」の保全プロジェクトでKDDIや多摩美術大学と連携しており、今回の移動販売車の貸し出し事業にも同社と同大の学生が協力した。

 24日に町内で行われたお披露目式で、宇賀町長は「動く広告塔として、全国で走らせたい」と将来への展望を語った。車両のデザインを担当した同大美術学部2年の中村彩梨さん(21)は「魚だけでなく、御林、三ツ石がそろって真鶴。そのことを伝えたいという思いでデザインした。町に興味を持ってほしい」と話していた。

 貸し出しの受け付けは4月1日から。希望者は町のホームページから申請書類をダウンロードして記入し、町役場に郵送、または持参する。貸し出し料はかからないが、自動車保険料として1日千円負担する。食品賠償責任保険の加入も必要となる。問い合わせは、町産業観光課電話0465(68)1131。


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