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港の魅力まちづくりに 横浜の高校生が学習成果発表

社会 神奈川新聞  2016年03月27日 02:00

より市民に身近な港のまちづくりについて、高校生が多彩な提案を行ったシンポジウム=横浜市中区
より市民に身近な港のまちづくりについて、高校生が多彩な提案を行ったシンポジウム=横浜市中区

 横浜の原点である港の魅力や課題について学んできた高校生が、新たなまちづくりを提案するシンポジウム「市民が集い憩うミナトの実現に向けて」が26日、横浜市中区太田町の横浜メディア・ビジネスセンター1階で開かれた。横浜都市再生推進協議会、横浜港振興協会、市港湾局の主催で約40人が参加した。

 シンポでは、市立みなと総合高校、市立戸塚高校、横浜中華学院の生徒らがまち歩きや関係者へのヒアリングなどを重ねてきた成果を発表。

 戸塚高校の生徒は、横浜ベイブリッジをくぐれない豪華客船の受け入れ先も兼ねて、大黒ふ頭に国際交流や観光拠点となる街「横浜グローバルタウン」を再開発することを提案。中華学院の生徒は、港町を巡回するランニングコースを考案、各名所で歴史を自動解説するアプリの開発などを発表した。

 また、みなと高校の別グループは、漂着物などで汚れた水際線や閑散とした公園を問題視。海水をポンプで吸い上げ巨大ウォータースクリーンにして光の演出をしたり、園内に黒船をモチーフにした遊具を設置するアイデアを出したりした。

 続く多世代によるパネルディスカッションでは、次世代を担う高校生が主体的に地元の歴史や文化に関心を持ち、まちづくりに関わっていく効果や重要性などが指摘された。

 みなと高校3年の斎藤芽依さんらは「これまで横浜のイメージは漠然としていたが、問題を知り、解決策を考えるうちに横浜を好きになることができた」と話していた。

 同協議会は高校生を中心とする調査研究活動を支援する次世代人材育成プロジェクトを実施しており、2015年度は港をテーマにした。


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