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入退所指針見直し ダブルケア対策で横浜市

政治行政 神奈川新聞  2016年03月25日 02:00

 育児と介護を同時に行うダブルケア対策として、横浜市の林文子市長は24日の会見で、市特別養護老人ホームの入退所指針を4月から見直すことを明らかにした。指針の入所選考は加点式で、現行では1人暮らしの要介護者が最も優遇されているが、育児や就労などで介護ができない家族がいる場合の点数を同じレベルまで引き上げ、入所しやすくする。

 指針の見直しは2011年以来。市によると、ダブルケア対策で特別養護老人ホームの入退所指針を見直すのは全国初。市では認可保育所の新規入所申し込みの選考基準の見直しについても検討を始めている。

 現行の入退所指針では「要介護度」「入所希望者本人の状況」「介護者の家族状況」などに応じてそれぞれ点数が付与され、合計点の高い人から入所できる。

 今回見直すのは介護者の家族状況。家族が育児や就労などで介護できない場合、8点から15点に引き上げて、1人暮らしの場合と同じ点数とする。

 林市長は「育児や就労などでこれまで諦めていた方々の入所申し込みを促したい」と説明した。

 また、高齢者の施設や住まいに関する相談窓口として昨年開所した「高齢者施設・住まいの相談センター」(同市港南区上大岡西)に4月から2人のコンシェルジュを配置する。昨年10月時点で4698人いる特別養護老人ホームの入所待機者の改善を図るのが狙い。介護老人保健施設やグループホームなどに関する情報も提供し、相談者の状況に適した施設を案内する。


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