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調査で知る弥生時代の厚木 市郷土資料館で遺跡展

カルチャー 神奈川新聞  2016年03月22日 02:00

2年前に市内戸田の遺跡で見つかった鏡片も展示している遺跡展=厚木市郷土資料館
2年前に市内戸田の遺跡で見つかった鏡片も展示している遺跡展=厚木市郷土資料館

 厚木市教育委員会恒例の遺跡展が同市寿町の市郷土資料館で開かれている。入場無料。4月3日まで。

 テーマは「弥生時代の厚木」。市内には弥生時代前後の約270カ所以上の遺跡が分布。今回は規模の大きいホウダイヤマ古墳(同市長谷、温水)や子ノ神遺跡(同市戸室)など3カ所を中心に発掘調査の様子を紹介している。

 展示は各遺跡から出土した土器や石器など約170点。2014年7月、かながわ考古学財団が戸田小柳遺跡(同市戸田)で発見し、関東地方初となった青銅製の「位至三公鏡」も初めて一般公開されている。

 この鏡は半分程度に割れた状態で縦6・3センチ、横7・7センチ。復元すれば直径9・1センチの円形になる。水路跡で見つかったために保存状態が良く、「位至」という文字や竜の模様が確認できる。

 市文化財保護課は「市内からさまざまな形の土器類が多数出土しているが、その大半は東海地方西部で製作されたもの。相模川を通じて盛んになっていった人や物の流れにも思いをはせてほしい」と話している。


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