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魚介類200種並ぶ 川崎空き店舗大賞に「魚夏」

社会 神奈川新聞  2016年03月19日 02:00

初の大賞に輝いた魚夏の上島社長。店内には常時200種の魚介類が並ぶ=川崎市中原区
初の大賞に輝いた魚夏の上島社長。店内には常時200種の魚介類が並ぶ=川崎市中原区

 川崎市は空き店舗を活用した優れた新店舗を表彰する「第1回いらっしゃい! 商店街のNew Shop」を開催し、大賞に中原区小杉町の鮮魚店「魚夏」を選んだ。子育て世代やシニア世代に優しい店づくりをし、さらに約200種の魚介類を常備してスーパーとの差別化を図ったことが、「価格などでスーパーとの厳しい競争を強いられるにもかかわらず挑戦し、集客している」と評価された。

 商店街の活性化に向け、魅力ある店舗の周知や創業機運の盛り上げ、空き店舗解消への参考にしてもらうのが目的。15件の応募の中から、過去3年間に商店街で開業した店で、開業の経過、実績、展望、商業エリアへの思いを基準に選考し、5店の入賞が決まった。

 魚夏は、新丸子駅近くの新丸子商店街にある。社長の上島悟さん(46)は2013年5月、100円ショップだった空き店舗に開業。同商店街が進めるママやシニアに優しいまちづくり活動に参加し、車いすやベビーカーも入店しやすいように通路幅を広く確保。常に約200種の魚介類を並べるよう工夫し、久地や武蔵溝ノ口からも集客するなど商店街にも貢献している。

 上島社長は、「常時200種類をそろえるのは大変だが、知恵を絞って頑張っていきたい。少しでも商店街の活性化につながれば」と話す。ほかの4店舗も地域のコミュニティーづくりなど独自の店づくりが評価された。福田紀彦市長は18日の表彰式で、「商店街で次の元気が生まれるよう、引き続き盛り上げてください」とあいさつした。

 その他の入賞店は次の通り。

 ▽優秀賞 鍼灸(しんきゅう)院「響氣(ひびき)」(新村慶太代表、中原区木月)▽奨励賞 イタリアン「Pizzeria Bar Quale(ピッツェリア・バール・クアーレ)」(高井英彦取締役、高津区二子)、スペインバル「Ti-da Bar(ティーダ・バル)」(佐藤惠子店主、多摩区西生田)、居酒屋「炭火焼鳥 縁家(えんや)」(佐藤秀教店長、幸区鹿島田)


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