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公園施設の長寿命化を 優先順位設け管理 相模原市

社会 神奈川新聞  2016年03月16日 02:00

 相模原市は、市が管理する公園施設の長寿命化計画(2016~25年度)を策定した。市内の公園574カ所を対象に実施した設備の健全度調査に基づいて緊急度判定を行い、優先順位を設けて修繕や撤去、更新を進める。計画的な補修・更新を行うことで長寿命化を図るとともに、安全性の確保や将来的なコスト削減・平準化につなげる狙い。

 市内の公園は、設置から30年以上経過しているものは現時点で約3割だが、10年後には約7割に達するという。公園の遊具も設置から20年以上経過したものが約6割に達し、適切な維持補修や更新が課題となっている。

 市は計画策定に当たり、13年度までに開園した公園に設置されているベンチや花壇、倉庫、遊具など計約1万9600カ所の施設や設備を調査し、健全度をA~Dの4段階で判定。対策の緊急度は健全度を踏まえ、「高」「中」「低」の3段階とした。

 全体の約9割に当たる約1万7千カ所は劣化が進んでいない「低」とする一方、約1900カ所は、劣化が進み「中」と判断。残る約290カ所は、大きな破損があるなど劣化が顕著で「高」とした。

 市はこれらの施設や設備の補修費用を約20億円と見込み、16年度から10年間かけて、緊急度の高いものから順次補修や更新を行う予定。

 長寿命化計画は、できるだけ健全なうちに適切な対策を施すことで延命化を図るもの。計画的な補修を実施することで劣化や損傷の防止など延命化につなげる。市は計画期間の10年間で1600万円の費用縮減になると試算している。


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