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相模原に答申
散策ルート整備必要 「市民の森」で検討委

政治行政 神奈川新聞  2016年03月15日 16:33

 津久井地域の豊かな自然に触れてもらい水源地域の森林を守る市民意識向上につなげようと、相模原市が整備を検討している「市民の森」について、有識者などでつくる検討委員会が答申をまとめた。管理棟の設置や新たな散策ルートの整備などを具体的に示している。

 市は森林資源を保全・再生し、継続的に利用していこうと2010年度に「さがみはら森林ビジョン」を策定。これに基づき、木材の利用を図りながら森林整備を市民全体で支える仕組みをつくろうと、市民が自然に親しむための「市民の森」の整備を検討している。

 14年度に作られた基本構想では、候補地を「相模湖・藤野地区」(石老山・ふるさとの森周辺)と選定し、「森林管理体験」や「散策・ウオーキング」など四つのゾーンを段階的に整備していくとしていた。

 今回示された答申では、石老山の北側の市有林を中心に、活動に必要な施設として管理棟の設置や、2カ所の「森林管理体験ゾーン」にそれぞれ作業小屋とトイレを整備するよう提案。山頂にもトイレを作ることや、新たな散策ルートの整備が必要としている。

 管理運営は、開設当初は市が中心となるが、将来的には指定管理者制度などを導入し、運営事業者がNPOや地域団体と連携した管理運営を行うモデルを目指すべきとしている。

 市は16年度に素案をまとめてパブリックコメントを行い、17年3月をめどに基本計画を策定する予定。

 11日に検討委員会の下村彰男委員長(東京大学大学院教授)から答申書を受け取った加山俊夫市長は「次の時代に継承するためには、計画的な整備や維持管理を行わなければならない。答申を踏まえ、継続的に多くの方に参加していただけるような計画を作りたい」と話した。


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