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寒川ゆかり書家 井上さんを紹介 10日まで企画展

カルチャー 神奈川新聞  2016年03月07日 11:58

井上さんと縁が深かった元PTA会長の家族が町に寄贈した作品を前にする長男の徹さん(左)=寒川文書館
井上さんと縁が深かった元PTA会長の家族が町に寄贈した作品を前にする長男の徹さん(左)=寒川文書館

 戦後日本を代表する書家で、茅ケ崎・寒川の小中学校で教壇に立った井上有一さん(1916~85年)の生誕100年を記念する「寒川ゆかりの文化人展」が、寒川町宮山の寒川文書館で開かれている。入場無料、10日まで。

 井上さんは東京都出身で、没後も国内外で展覧会が開催される芸術家。東京大空襲で九死に一生を得て茅ケ崎に移り住み、寒川町に転居、中学校教諭や小学校長を務め、同町が終焉(しゅうえん)の地となった。

 展覧会では、俳人・尾崎放哉の句「爪きったゆびが十本ある」を両手の絵とともに書いた作品をはじめ、「夢」「花」といった一字書きの作品10点を紹介。写真や作品集などの図録、町に残るPTA広報誌への寄稿など学校関係資料も数多く展示している。

 会場を訪れた井上さんの長男徹さん(62)は「寒川での作品展示はほとんどなかったのでとてもうれしい。大勢の教え子の人たちも、この機会に見てもらえれば」と話していた。

 同文書館は寒川総合図書館4階。問い合わせは、町協働文化推進課電話0467(74)1111、内線224。


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