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経済効果、初の1億円台 三浦市・教育旅行誘致の営業奏功

政治行政 神奈川新聞  2016年02月27日 14:31

滋賀県近江八幡市の中学2年生が修学旅行で三浦市を訪問し、三浦海岸の民宿の人たちを交えて入村式
滋賀県近江八幡市の中学2年生が修学旅行で三浦市を訪問し、三浦海岸の民宿の人たちを交えて入村式

 シティーセールスの一環として三浦市が誘致に力を入れている教育旅行の経済効果が2015年度、初めて1億円を超えたことが分かった。修学旅行などの受け入れ実績(2月末現在)では市内の民宿、ホテルに宿泊した生徒数は約1万4千人で、前年度から約6千人の増加。地引き網やマリンスポーツなどの体験学習に関連する効果が生じた。

 市営業開発課によると、市内で教育旅行を実施した学校は15年度、14都道府県から177校。14年度の12都道府県111校から大きく増えた。15年度の経済効果額は約1億1896万円。14年度から約5263万円の増加だった。

 25、26両日には、滋賀県近江八幡市の中学校2年生約100人が修学旅行で訪れた。滋賀県から修学旅行の受け入れは初めて。

 都内で社会見学後、25日夕方に三浦海岸へ到着した一行を、受け入れで連携する民宿の人たちが入村式を開いて歓迎した。生徒たちは26日に小網代湾でクルージングや釣りを体験し、三浦を後にした。

 市は05年度以降、県外での誘致活動を積極的に展開。14年度には13道府県87社の旅行事業者、15年度にも9道府県42社を訪問した。修学旅行先のエリアに加えてもらえるよう、都心から近いアクセスの良さや自然体験など豊富なメニューを提案している。

 市営業開発課は、15年度の誘致実績には箱根山・大涌谷周辺(箱根町)の火山活動の影響も多少あったとみるが、「初めての県から受け入れるなど、誘致できた県が拡大しているのは活動成果の表れ」と分析。「三浦を訪れた児童生徒が、思い出の地としてリピーターになってもらえたら」と、将来の再訪にも期待している。


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