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親しまれて800年 川崎の伝統野菜・のらぼう菜収穫

話題 神奈川新聞  2016年02月26日 02:00

収穫が始まった伝統野菜「のらぼう菜」=川崎市多摩区
収穫が始まった伝統野菜「のらぼう菜」=川崎市多摩区

 川崎市多摩区菅地区の伝統野菜「のらぼう菜」の収穫が、菅のらぼう保存会会長の高橋孝次さん(84)=同区菅野戸呂=の約10アールの畑で始まった。年明けに雨が続いたことで、今年は出来が良いという。庭先の直売所で5月上旬ごろまで販売される。

 のらぼう菜はアブラナ科の野菜で、菜の花よりも苦みが少なく、くせのない味が特徴。約800年前から同地区で親しまれ、昔は食用のほか、油を取るための野菜としても使われていた。

 同地区内では50~60軒、市内全体では100軒ほどの農家が栽培しており、「栽培や収穫方法を各農家に伝えてきたかいもあり、昔より増えている」。地元の商店がケーキやアイスクリーム、うどんに加工するなど、活用の幅も広がっているという。「家庭料理ならおひたしやごまあえ、炒め物にしてもおいしい。昔からの姿で残っている貴重な野菜を知ってもらえれば」

 1束(400グラム)200円。問い合わせは高橋さん電話044(944)6194。


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