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空き家改修して貸し出し 相鉄グループ

経済 神奈川新聞  2016年02月24日 13:59

 相鉄グループ(横浜市西区)は3月から、空き家を借り受けてリフォーム後に他の利用者へ貸し出すサービスを始める。相鉄沿線の駅から徒歩15分圏内にある一軒家が対象。募集や工事をグループ内で担うことで収益基盤を強化するとともに、沿線の地域活性化も図りたい考えだ。

 相鉄不動産販売(同市西区)が最大7年間、家主と入居者双方と定期借家契約を結ぶ。入居者から受け取る募集賃料を原資に、家主へサブリース(転貸借)賃料を支払う。具体的には、当初3年間は募集賃料の90%、4年目以降は市場性などを考慮し、70%程度へ減額する。

 入居者の中途解約や空室リスクは同社にあることから、家主にとっては、7年間の収入額が確定するメリットがある。また、再契約は行わないため、借り上げ期間後は空き家がリフォームされた状態で家主に戻ることになる。

 リフォーム費用は家主負担となるが、サブリース賃料3年分を目安に、同社が工事業者へ費用を一括前払いし、家主が今後受け取る賃料から控除する。これにより、家主は新たにローンを組む必要がなく、固定資産税や契約前に必要な検査費用(税別1万5千円)などを除き、手元資金を崩さずに収入が得られる。

 同グループは、沿線駅の徒歩10分圏内で空き家となった一軒家を567戸(2014年時点)確認し、一定の市場があると判断。今後、年5件の契約を目指すといい、担当者は「賃貸やリフォームなどグループ内のサービス提供につなげたい」としている。問い合わせは、同社電話045(319)8966。


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