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連鎖する生きづらさ
川崎中1殺害事件 10代の居場所(8)共感

社会 神奈川新聞  2016年02月21日 10:34

川崎市ふれあい館ではさまざまな家庭環境やルーツを持つ子どもたちへの学習支援が行われている=川崎区
川崎市ふれあい館ではさまざまな家庭環境やルーツを持つ子どもたちへの学習支援が行われている=川崎区

 社会からの厳しいまなざし、学校での孤立感…。子どもは同じ“におい”を感じ取り、つながっていく。

 ひとり親家庭や生活保護世帯など、多様な家庭環境や背景を持つ子どもたちが、川崎市ふれあい館(川崎区)には集まってくる。外国にルーツを持つ子どもたちもいる。

 「家庭内暴力や虐待などに加え、その出自が原因となったいじめや、言葉の壁といった問題が重なる子は少なくない」

 職員の男性(41)はこう語り、ちょうど1年前の痛ましい出来事に思いをめぐらせた。

 川崎市立中1年の男子生徒=当時(13)=が、多摩川河川敷で首を切られ命を落とした事件。主犯格として有罪判決を受けた少年(19)も母親が外国人だった。母親のことで友人にからかわれたり、父親から体罰を受けたりしていた生育歴が、裁判で明らかになった。

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