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返還地一部へ暫定道路 米陸軍相模補給廠

社会 神奈川新聞  2016年02月18日 02:00

整備される暫定道路
整備される暫定道路

 相模原市は2016年度、JR相模原駅北側の在日米陸軍相模総合補給廠(しょう)の一部返還地約15ヘクタールの早期利用に向け、返還地にアクセスする暫定道路を整備する。新たなまちづくりに向けた具体的な第一歩となるとともに返還地に市民が自由に出入りできることにもなり、米軍基地の早期返還を市是としてきた市にとって象徴的な事業となる。

 市は同年度当初予算案に1億5300万円を計上、17年度の供用開始を目指す。

 暫定道路は、一部返還地北側の東西約550メートルと、その東端の補給廠に沿った南北約900メートルに片側1車線と歩道を備える予定。南北道路の南端部分から相模原駅へは、徒歩や自転車で行くことができるようになるという。

 補給廠の一部返還は、08年の日米合同委員会で合意し、14年9月に実現。市は、返還地に公共施設や商業施設などを配置する基本計画をまとめ、現在は具体的な整備計画を策定中。具体的なまちづくりが進めば、この道路を片側2車線に整備する考え。

 東西道路の北側には約35ヘクタールの共同使用地があり、市はこのうち南側約10ヘクタールをスポーツ施設や公園として利用し、残り約25ヘクタールは米側が使用していない場合、市が防災訓練やイベントなどで使うことになっている。

 市は約10ヘクタール部分に総事業費約44億円をかけ、軟式野球場のほか、サッカーやラグビーなどができる天然芝と人工芝の多目的フィールド、芝生広場などを整備する予定。17年度から段階的に供用を開始し、18年度末の完成を目指している。


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