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足りぬ向き合う時間
川崎中1殺害事件 10代の居場所(4)苦悩 

社会 神奈川新聞  2016年02月16日 10:43

男子生徒殺害事件を受け、不安に駆られる生徒たちを見守る教員ら =昨年2月、川崎市川崎区
男子生徒殺害事件を受け、不安に駆られる生徒たちを見守る教員ら =昨年2月、川崎市川崎区

 「そろそろ行こうかな」

 川崎市立中1年の男子生徒=当時(13)=は昨年2月、登校を促した担任にこう話していた。

 学校は3週間で5回の家庭訪問を重ねても接触できず、33回にわたり母親や自宅に電話をかけ続けた。ようやく本人の携帯電話につながった担任が「元気? テストもあるから学校においで」と呼び掛けると、わずかな意欲を示してた。

 だが、その4日後、殺害事件は起きた。

 学校はSOSを見抜けなかったのか-。直後に突き付けられた問いの糸口を探ろうと、学校や教育委員会は数々の取り組みを講じてきた。それは、編み目を細かくしていく作業だった。

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