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マニラ姉妹提携50年
貿易都市の歴史紹介、4月3日まで

話題 神奈川新聞  2016年02月14日 13:50

考古学資料を通してマニラの歴史を紹介する「貿易都市マニラの栄光」展=横浜ユーラシア文化館
考古学資料を通してマニラの歴史を紹介する「貿易都市マニラの栄光」展=横浜ユーラシア文化館

 横浜とフィリピン・マニラの姉妹都市提携50周年を記念して、貿易都市として栄えたマニラの姿を考古学資料を通して紹介する企画展「貿易都市マニラの栄光」が4月3日まで、横浜ユーラシア文化館(横浜市中区日本大通)で開かれている。

 大航海時代のスペインは、中国の高級磁器や東南アジアの香辛料を求めて航路を開拓し、16世紀にはマニラをアジアの拠点とした。同展ではフィリピン国立博物館所蔵の考古学資料の中から、国外初公開資料を含む約60点を展示し、ヨーロッパとアジアを結んだ港町マニラの華やぎを伝える。

 スペイン人が16世紀にマニラに建設した城塞(じょうさい)都市からは中国や日本の磁器が出土しているほか、マニラ進出を企てたオランダ船との戦闘の末に沈没したスペイン船の積み荷からは、ヨーロッパ製のオリーブのつぼやフィリピン製の土器も発掘されており、当時のマニラがさまざまな国の文物が行き交う国際都市として栄えていたことが分かる。

 企画した学芸員の畠山禎さんは「横浜よりも早く貿易港、国際都市として発展したマニラの歴史を知り、姉妹都市への理解を深めてほしい」と来場を呼び掛けている。

 入館料一般300円、小中学生150円。祝日を除く毎週月曜と3月22日は休館。問い合わせは同館電話045(663)2424。


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