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地域の40年を刻む 禅当寺自治会が記録集 歴史と課題明らかに

話題 神奈川新聞  2016年02月07日 11:19

古地図などさまざまな資料を集め、禅当寺自治会の40年史をまとめたリーダーの佐渡友さん=横浜市青葉区
古地図などさまざまな資料を集め、禅当寺自治会の40年史をまとめたリーダーの佐渡友さん=横浜市青葉区

 横浜市青葉区の禅当寺自治会が設立40周年を記念した記録集を編さんした。自治会メンバーが約2年かけてまとめた力作で、記録からは東急田園都市線の開通とともに大規模な開発が進み、人口急増期を経て、現在は高齢化に直面する住宅地の様子が明らかになっている。

 1966年の田園都市線開通に合わせて、禅当寺地区の住宅開発も始まり、73年に市ケ尾町と大場町の一部を対象とする禅当寺自治会が発足した。

 同地区では70年代後半に人口が急増し、児童数の急増に伴う学校の新設や学区変更が相次いだ。80年代に入ると児童数は減少に転じ、子供会活動の不活発化などの課題も。近年は330世帯で推移しているものの、70代が世帯主の3割を占め、80代と60代はそれぞれ2割強と、高齢化が進んでいる様子が資料から明らかになっている。

 2010年から2年間自治会長を務めた佐渡友秀夫さん(75)=大場町=は、会員の高齢化や空き家の増加などの現状に危機感を抱き、「いま記録をまとめないと、地域の歴史が残らなくなる」と40年史を企画。7人のメンバーとともに2年間かけて資料集めや聞き込みを行い、A4判106ページの冊子にまとめた。冊子は自治会員のほか、近隣区の図書館などにも寄贈した。

 同地区では高齢化は進んでいるが、夏祭りやシニア会など活発な自治会活動が続いている。佐渡友さんは「40年史を読んで地域にますます愛着を高めてもらい、コミュニティーの維持につなげたい」と話している。


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