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命名権3カ所契約 平塚市 「提案型」漁港にも

政治行政 神奈川新聞  2016年02月06日 10:56

「ひらつかタマ三郎漁港」になる平塚漁港
「ひらつかタマ三郎漁港」になる平塚漁港

 平塚市は、ネーミングライツ(命名権)に名乗りを上げた企業が対象施設や金額を選べる「提案型」事業で、平塚漁港など3カ所のパートナー契約が決まったと発表した。2年越しの募集が結実した形で、市は売却益による財源確保だけでなく、契約企業が行う施設整備やイベント開催といった付随効果に期待を寄せる。市によると、漁港への命名権導入は県内初で、全国でも珍しいという。

 同市が「提案型」の命名権として初めて募集した2014年は、条件を提示しなかったため応募がなかった。だが、今回は「興味を持つきっかけや応募する際の判断材料にしてもらう」(市資産経営課)狙いで、重点導入施設4カ所を希望価格と併せて提示。買い取り価格が希望額に届かなくても応募を受け付け、パートナーによる地域交流イベントの開催や施設清掃といった社会貢献も考慮するとしたことで、3施設の導入にこぎ着けた。

 今回契約が決まったのは平塚漁港、馬入・光と風の花づつみ、湘南ひらつかパークゴルフ場。いずれも重点導入施設で、残る馬入サッカー場は応募がなかった。

 漁港は「平塚市漁業協同組合」(千石河岸)が4月から5年間、年10万円(市の希望価格50万円)で契約。地元漁業のPRキャラクターにちなんだ「ひらつかタマ三郎漁港」とし、漁協は「市民が楽しめるイベントを開催し、にぎわいを創出したい」と意気込む。

 「昨年20周年を迎え、地域に恩返しがしたかった」と話すのは、花づつみで契約した石材会社「イシックス」(四之宮)。年80万円(同80万円)の3年契約で「イシックス馬入のお花畑」とし、市民の憩いの場所となるよういすなどの設置を予定している。

 パークゴルフ場は園芸品販売・造園業「木村植物園」(土屋)が年50万円(同80万円)で3年契約し、「木村植物園湘南ひらつかパークゴルフ場」となる。同ゴルフ場指定管理者のメンバーで、「ガーデニング装飾で利用者に満足を提供し、利用促進に貢献したい」と話す。

 平塚市内では「Shonan BMW スタジアム平塚」(平塚競技場)など5施設で命名権を導入している。今回の追加で8カ所となり、県内では県と並び最多という。


「木村植物園湘南ひらつかパークゴルフ場」になる湘南ひらつかパークゴルフ場
「木村植物園湘南ひらつかパークゴルフ場」になる湘南ひらつかパークゴルフ場

「イシックス馬入のお花畑」になる馬入・光と風の花づつみ
「イシックス馬入のお花畑」になる馬入・光と風の花づつみ

新しい施設名のプレートを持つ落合市長(中央)と契約者=平塚市役所
新しい施設名のプレートを持つ落合市長(中央)と契約者=平塚市役所

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