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ニーズ増も民間頼み
壁をこわす(2)手話通訳で電話のやりとり

社会 神奈川新聞  2016年02月04日 09:08

担当職員による電話リレーサービス実演。テレビ電話で手話通訳を行いながら、同時にヘッドマイクで相手先と通話する=東京都港区の日本財団
担当職員による電話リレーサービス実演。テレビ電話で手話通訳を行いながら、同時にヘッドマイクで相手先と通話する=東京都港区の日本財団

 聴覚障害があり自力で電話を使えない人が、手話や文字で通訳オペレーターを通じて相手とやりとりできる「電話リレーサービス」の利用者が急増している。夜間にガスが出なくなったとき、飲食店の予約を緊急で変更したいとき…。連絡手段が電話しかない場面は多い。サービスは聴覚障害者の生活をどう変えているのか。4千人に事業を提供している日本財団(東京都港区)を訪ねた。


 カメラ付きパソコンとヘッドマイクが用意された試験用ブースで、担当職員による電話リレーの実演を見せてもらった。

 ヘッドマイクを装着した通訳オペレーターの男性職員がカメラに向かって手話で話し掛ける。

 「これから(利用者役が話をしたい相手先に)電話をかけます」

 無料テレビ電話「スカイプ」を通じ、画面には別の場所にいる利用者役の女性職員の姿が映し出されていた。

 電話がつながると、オペレーターが電話リレーサービスでかけた旨を相手に説明する。理解を得たところで通話が始まる。

 「こんにちは、元気ですか」

 利用者の手話をオペレーターが読み取りながら、声で相手先に伝える。相手が電話口で答えた内容も同様に手話で利用者役に届ける。

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