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事件当日の様子鮮明に 川崎中1殺害初公判でリーダー格少年証言

社会 神奈川新聞  2016年02月03日 02:00

 真冬の夜の河川敷で、少年たちに何があったのか-。川崎市川崎区の多摩川河川敷で昨年2月、わずか13歳の命が奪われた事件。横浜地裁で2日に開かれた初公判で、法廷に立ったリーダー格の少年(19)の証言から、当時の様子が鮮明に浮かび上がった。あの日から間もなく1年。突き付けられた犯行内容に遺族らは表情をゆがめ、遺体発見現場では知人らがあらためて冥福を祈った。


川崎中1殺害事件初公判に出廷したリーダー格の少年 (イラスト共同通信)
川崎中1殺害事件初公判に出廷したリーダー格の少年 (イラスト共同通信)


 証言台に1人立ち、両耳を紅潮させたリーダー格の少年は、わずかにおびえているようだった。「瞬間的な暴走」「逡巡(しゅんじゅん)の結果」。弁護側がそう主張する悲劇を、少年は被告人質問でぽつりぽつりと語り始めた。

 気温5・2度の多摩川河川敷。焼酎とビールをあおった少年は、男子生徒に馬乗りになっていた。1カ月前の傷害事件を友人に「告げ口」した報復に「脅かしてやろう」と呼び出した。

 「どうする?」。同学年の少年(18)に尋ねると、手渡されたのは業務用のカッターナイフ。それは「予想外で、偶然の出来事」(弁護人)だった。

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