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グランプリに藤丸さん 第20回産業デザインコンペ

話題 神奈川新聞  2016年02月02日 09:56

グランプリに選ばれた藤丸さんと「フリップ・スツール」。フリップは「ひっくり返る」の意で1段目の踏み台がひっくり返って物を置く場所などになる
グランプリに選ばれた藤丸さんと「フリップ・スツール」。フリップは「ひっくり返る」の意で1段目の踏み台がひっくり返って物を置く場所などになる

 付加価値の高いものづくりの推進を目的とした「第20回かわさき産業デザインコンペ」(川崎市主催)が川崎市幸区で開かれ、グランプリに東京都北区のデザイン会社代表の藤丸祥次さん(37)のステップスツール(踏み台)の「フリップ・スツール」が選ばれた。

 「技術・素材で彩るシーン」をテーマに、市内企業が「石で『和』を感じさせる生活用品」や「保育園・幼稚園で使用する木製主体の据え置き型万華鏡」など七つの課題を提示。全国のデザイナーらから101点の応募があり、公開審査による最終審査の10作品の中から選ばれた。

 藤丸さんの作品は「マグネシウム合金の特性を生かしたステップラダー(脚立)/ステップスツール」の課題に対しての応募。「ステップスツールは、日常ではなかなか使う機会が少なくしまわれることが多い。いすやサイドテーブルなどの多機能に使えるようにし、キッチンやリビングなど、どこでも合うようシンプルなデザインのインテリアにした。素材の軽さも最大限に生かせた」(藤丸さん)ことなどが評価された。作品はブラッシュ・アップをして商品化されるという。

 併せて行われた高校生部門では、「街を彩るユニバーサルデザイン」をテーマに応募116点の中から、県立神奈川工業高校3年の後藤和樹さん、サレジオ工業高等専門学校3年の岡橋のどかさん、同3年の竹内美樹さんが優秀賞に選ばれた。

 優秀賞や入賞、高校生部門の入賞作などは4日まで、市産業振興会館に展示される。


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