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118番通報「落ち着いて」 3管が呼び掛け

社会 神奈川新聞  2017年01月17日 02:00

海上での事件や事故に24時間対応する「118番」の受付卓(第3管区海上保安本部提供)
海上での事件や事故に24時間対応する「118番」の受付卓(第3管区海上保安本部提供)

 海上の緊急通報用電話番号をPRする118番の日(18日)を前に、第3管区海上保安本部(横浜)は昨年発生した海難での通報内容を公開した。通報する際は「地名やGPS(衛星利用測位システム)などの位置情報、近くに見えているものでも構わないので、何が、どこで起きたのかを落ち着いて伝えて」と呼び掛けている。

 管区内で昨年夏、夫婦が乗った船が沖合を航行中にエンジンが故障し、点検中の夫が海に投げ出された。公開されたのは妻からの118番通報で、プライバシーに配慮した内容に一部が改められている。

 【通報者】(転落者はライフジャケットを)着ていません。そのまま流されボートから離れていってしまい、そのまま見えなくなりました。助けてください!

 【海上保安官】場所は分かりますか。

 【通報者】陸は全く見えません。船のGPSでは今の場所が○○(緯度・経度)と表示されています。

 【海上保安官】(周囲に航行中の船の有無、船名、大きさ、船体の色を聞いた後、通報者の名前と携帯電話の番号を確認)近くの保安部からすぐに巡視船を向かわせます。心配かと思いますが、落ち着いて待っていてください。

 2015年の同管区での受理件数は19万7千件。間違いやいたずら、無言電話がほとんどだが、海難や事故などの有効件数は762件に上った。

 3管の宮野直昭本部長は「海岸線や海からの118番は通報者が位置を把握できない場合がある。出動する際には通報位置が極めて重要な情報になる」と説明する。海上保安庁は07年から、通報者の携帯電話をもとに位置情報を電子地図上に表示させる「緊急通報位置情報通知システム」を導入。しかし、電波状況が不安定な場合もあるため、通報者から直接もたらされる位置情報は有益だという。


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