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「勉学、血肉となる」 ノーベル賞根岸さん、母校で講演

社会 神奈川新聞  2016年01月26日 02:00

生徒の質問に答える根岸さん=大和市立大和中学校
生徒の質問に答える根岸さん=大和市立大和中学校

 大和市出身でノーベル化学賞受賞者の根岸英一さんが25日、母校の市立大和中学校(同市深見西7丁目)で講演し、約790人の後輩を「中学生の本業はまず勉強。将来、血となり肉となる」と激励した。

 中学入学当初の試験の成績が学年で123位だった根岸さんは高跳びの練習で右手を負傷したため、勉強に打ち込み始めて首席になったことや、旧満州(中国東北部)で生まれて帰国後に小学校に1年飛び級で編入していた秘話も紹介。「健康、家庭、仕事、趣味の順に大切にすれば、万事うまくいく」と伝えた。

 生徒から「2次関数のような将来役に立たないことを勉強する意味はありますか」と厳しい質問も。根岸さんは在学中、勉強をゲームと考えていたことを明かし、「習い、理解し、答える一連の反復が、未知の問題に挑戦できる力になる」と力説した。

 最後は元合唱部の根岸さんは生徒とともに、恩師が作曲した校歌を歌い、交流を深めた。根岸さんと同じ県立湘南高校への進学を志望している生徒会長の小林泰成さん(15)は「教わったことを実践して目標をかなえたい」と話した。


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