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政府一体となり解決を 横田夫妻が講演

社会 神奈川新聞  2016年01月25日 02:00

講演会終了後に報道陣に対応する横田滋さん(左)と早紀江さん=川崎市中原区の市立中原図書館
講演会終了後に報道陣に対応する横田滋さん(左)と早紀江さん=川崎市中原区の市立中原図書館

 北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん=失踪当時(13)=の父滋さん(83)と母早紀江さん(79)による講演会が24日、川崎市立中原図書館(同市中原区)で行われた。横田夫妻が住む同市の主催で、同日まで行われた写真展「めぐみちゃんと家族のメッセージ」の一環。

 滋さんは北朝鮮が今月6日に行った核実験について触れ、「向こうの言いなりになることはできないし、かといってつぶしてしまえということもできない。扱いが非常に難しい」と苦渋の心境を吐露。一方、早紀江さんは国連で北朝鮮の人権問題を担当するダルスマン特別報告者が同国を強く非難する報告書を準備していることを引き合いに「私たちにとっても心強いことだ」と話した。

 北朝鮮は2014年7月に拉致再調査のための特別調査委員会を設置。数カ月で結果を報告するとしていたが、何の進展もないまま1年半が経過した。早紀江さんは「わが子が闇の中で煙のようにいなくなり、監禁されるという恐ろしいことがほったらかしにされている。政府が一体となり、本気で解決に臨んでほしい」と切望した。


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