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「野菜も一緒」「夜に実施」 個性的な豆まき行事が人気

カルチャー 神奈川新聞  2016年01月24日 10:58

長屋門公園では夜に実施するため、明かりのもとで豆をまく=2015年、横浜市瀬谷区
長屋門公園では夜に実施するため、明かりのもとで豆をまく=2015年、横浜市瀬谷区

 節分の日の2月3日、横浜市内各地でも豆まき行事が開催される。なかでも、2軒の古民家は個性的だ。豆と一緒に地場産野菜をまいたり、日が暮れた夜に実施したり。いずれも地元に定着し、人気行事となっている。

 みその公園「横溝屋敷」(同市鶴見区)では豆に加えて、近くの畑で収穫されたダイコン、ブロッコリー、ネギ、小松菜をまく。4、5年前に農家から、暖冬で大きくなりすぎて売れなくなった野菜をまいてほしいという要望を受けて始まった。取り損ねてけがをする危険を避けるため、小さめの野菜を使っている。

 まく前には収穫された場所が紹介され、待ち受ける子どもたちからは野菜の名前を連呼する声が響く。横溝屋敷は「受け取る人も笑顔で、生産者も喜んでいる」と話す。

 長屋門公園(同市瀬谷区)の豆まきは午後7時開始。開園翌年の1993年から暗い中で実施している。もともと季節の変わり目に、邪気を払い福を呼び込む行事とあって、同公園は「鬼は夜出るもの。昔ながらの風習に従っている」と話す。

 入り口の門前にはガラスと竹に入ったろうそくが200個並び、古民家内のかまどで沸かした甘酒が振る舞われる。今年は豆まき後に津軽三味線の演奏もある。豆をまく年男、年女は毎年40人以上。豆が後ろまで届かないほどの大勢が押し寄せるという。

 問い合わせは、横溝屋敷電話045(574)1987、長屋門公園電話045(364)7072。


みその公園「横溝屋敷」でダイコンなどの地場産野菜をまく年男、年女=2015年、横浜市鶴見区
みその公園「横溝屋敷」でダイコンなどの地場産野菜をまく年男、年女=2015年、横浜市鶴見区

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