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がん治療の要点医師が公開講座 食事、ケア…課題を説明

話題 神奈川新聞  2017年01月15日 02:00

会場からの質問に回答する県立がんセンターの医師ら=はまぎんホールヴィアマーレ
会場からの質問に回答する県立がんセンターの医師ら=はまぎんホールヴィアマーレ

 がんの治療と療養を支える取り組み、情報を解説しようと、県立がんセンター市民公開講座が14日、患者家族ら約200人が参加し横浜市西区のはまぎんホールヴィアマーレで開かれた。歯科治療とがん治療の関係、治療による外見(アピアランス)の変化、がんを乗り切る食事の取り方、心のケアなど6課題について同センターの医師らがアドバイスした。

 8回目となる今回の講座では、がん治療そのものではなく、がん治療やその後の生活を大きく左右する課題に焦点を当てた。

 歯科の課題では、抗がん剤で白血球が減少すると、口の中の細菌が原因で合併症のリスクが拡大するため、がん治療の前に歯科治療を済ましておく重要性を指摘した。

 また、外見面では、センターが昨年4月に開設したアピアランスサポートセンターで、脱毛に対するウィッグ(かつら)や、乳がん手術後の補正下着の利用の支援を行っていることを紹介した。

 心の問題では、告知などの後、落ち込みや不安に襲われ、10~30%が適応障害、4~7%がうつ病になっているとし、心のケアを受けることをためらわないでほしいと訴えた。また、日常生活の維持については、がんにおいてもリハビリが欠かせないことを、リハビリテーションセンターのスタッフが力説した。


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