1. ホーム
  2. 社会
  3. 火災の死者、倍以上増 簡宿事故が影響

川崎市消防局、15年概要
火災の死者、倍以上増 簡宿事故が影響

社会 神奈川新聞  2016年01月06日 02:00

 川崎市内で2015年に発生した火災による死者は一昨年の9人から倍以上増え、22人だったことが分かった。5日、市消防局が「火災・救急等の概況」(速報値)を発表した。昨年5月、11人が犠牲となった川崎区の簡易宿泊所で起きた火災が押し上げた形となった。

 簡宿火災では17人が負傷しており、負傷者も16人増えて79人となった。

 火災件数は370件で前年と比べて11件減った。建物火災が最も多い229件で車両火災が29件で続いた。

 原因別では、放火が97件で、40年連続の出火原因ワースト1。同局予防課は家の周りに燃えやすいものを置かないことや、ごみは収集日当日の朝に出すことで、放火を誘引する要因を減らすことを呼び掛けている。

 救急出動件数は前年比で928件増の6万5825件と7年連続で増加。1日平均は180・3件となり、7分59秒に1件の割合で出動した。救急搬送されたのは5万7528人で、うち56・2%が入院を必要としない軽症者だった。救急搬送されたうち52・4%(前年比1・3%増)が65歳以上で、市内の高齢化を反映した数字となった。


シェアする