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横浜・上瀬谷跡地で「花博」を 林市長、誘致に意欲

政治行政 神奈川新聞  2016年01月05日 02:00

 国が米軍上瀬谷通信施設跡地(横浜市瀬谷、旭区、約242ヘクタール)で開催を検討している国際的な花の祭典「国際園芸博覧会」について、林文子市長は神奈川新聞社の取材に対し「基盤整備を進める上で大きなチャンス。このエリアの起爆剤にもなる」などと述べ、誘致に向けた動きを本格化させていく考えを明らかにした。林市長が花博開催に言及したのは初めて。

 1990年に大阪で開かれた「国際花と緑の博覧会」(大阪花博)には、世界各地から約2300万人超が来場した。林市長は「上瀬谷は返還されたばかりで非常にタイムリーな状況。国に対してもぜひやりたいと申し上げている」とした上で、「長年米軍施設だったことで遅れている基盤整備を進める上でも大きなチャンスになる」と述べ、同跡地で花博を開催する意義を強調した。

 現在、市が地元意向調査を行うなどして跡地利用の方向性を検討していることを踏まえ、「接収された地権者は長期間、非常に苦しい思いをしてきた。農業振興、地域活性化など郊外部の再生につながる町づくりを行うとともに、花博は新たに生まれ変わる上瀬谷の起爆剤になる」と話した。

 また、2017年に「全国都市緑化よこはまフェア」を開催することで、花と緑への理解や関心が高まり、花博開催に向けて弾みがつくとの考えも示した。

 同跡地での花博開催をめぐっては、菅義偉官房長官も神奈川新聞社のインタビューに対し、「地元からの強い要請がある。政府としても16年度予算で調査ができる道筋を付けたいと考えている」と表明。

 「市や経済界を含め、横浜のポテンシャルを高める上で極めて大事なイベント。調査をすることができれば、開催の方向性が見えてくる。跡地利用が促進されるよう、できる限り支援していきたい」などと述べた。


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