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“店の顔”マップに 商店街PRへ専修大生ら

話題 神奈川新聞  2015年12月31日 13:56

商店街を紹介するマップの制作に取り組む専修大生ら=川崎市多摩区
商店街を紹介するマップの制作に取り組む専修大生ら=川崎市多摩区

 川崎市多摩区の小田急線向ケ丘遊園駅北口にある商店街を活気づけようと、専修大学(同区)の学生らが協力してマップを制作している。店主の人柄を中心に店の魅力を紹介しており、学生らは「マップをきっかけに知らない店にも足を運んでもらえれば」と話している。

 紹介しているのは、区役所通り登栄会商店街と登戸東通り商店街。

 同地区周辺では30年ほど前から区画整理事業が始まり、その影響で、商店街の入り口と出口に設置していたアーチ状の看板がなくなったり、立ち退きでそのまま廃業したりする店もある。商店街のつながりや活気を守っていこうと、まちづくりや地域商業の活性化を学ぶ同大商学部、渡辺達朗教授のゼミナール生や市、川崎商工会議所が協力。今年の夏に、2、3年生13人で約70店を取材した。

 今回は第1弾として、30~40代の主婦層をターゲットにした「ままさんぶらり編」を作成している。表面では八百屋やパン屋、飲食店など23店を取り上げ、店主の似顔絵とともに人柄や看板メニューを紹介。裏面には商店街周辺の詳細な地図を描いた。

 同大3年の女子学生(21)は「大学の最寄り駅でも、歩いてみると知らない店が多かった。店や人の特徴を短くまとめるのは大変だったが、魅力が伝われば」とPR。市と商議所が派遣しているエリアプロデューサーらも「店主同士もお互いの店のことを知るきっかけになり、理解が深まったのでは」と期待する。

 区役所通り登栄会商店街振興組合の三平雅美理事長は「店が作ると売る側の目線になってしまうが、学生たちに客目線で作ってもらい面白いものになった。店主の特徴もうまく捉えている」と話し、今後への意欲を見せている。「パパ編など、いろいろパターンを変えて発行していきたい」

 第1弾マップは2月に完成予定で、2千部を店頭などで配布する。


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