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逗子・小中高生と神奈川フィル 特別企画、練習に汗 1月に演奏会

カルチャー 神奈川新聞  2015年12月26日 11:31

阿部未来さんの指揮に合わせ練習する子どもたち=逗子文化プラザホール
阿部未来さんの指揮に合わせ練習する子どもたち=逗子文化プラザホール

 憧れのオーケストラと夢の共演-。弦楽器のレッスンに励む子どもたちが、来年1月9日、逗子文化プラザホール(逗子市逗子)で、神奈川フィルハーモニー管弦楽団のプロ奏者たちと合同演奏を披露する。同ホール開館10周年の特別企画。観客を魅了するハーモニーを奏でようと、子どもたちは必死に練習を重ねている。

 「いち、にっ、さん、し」。22日夜、本番の会場で行われた全体練習。神奈川フィルの副指揮者・阿部未来さんがリズムを取りながら、タクトを振る。バイオリンやビオラ、チェロを弾く子どもたちの表情は真剣そのもの。阿部さんは「他のパートをよく聴いて。みんなでこのホールに響かせるイメージを持ってみて」とアドバイスした。

 同ホールを運営する逗子文化プラザパートナーズが「プロと一緒に演奏したり、同じ楽器に取り組む子どもたちがつながったりする機会をつくりたい」と開館10周年の記念イベントとして企画。同楽団に協力を呼び掛けた。

 逗子や葉山、鎌倉などに住み、習い事や部活動で弦楽器の練習に励む小中学生と高校生計15人が応募で集まり、「逗子ジュニア・ストリングス」を結成。同楽団のメンバー12人とともに、モーツァルトの「ディヴェルティメントK.136」とバッハの「G線上のアリア」の2曲を演奏する。

 小学5年の女子生徒(10)=逗子市=はチェロを2年前から弾いている。「いつも一人だから、プロの人たちと一緒に演奏できて楽しい」。オーケストラに興味があって参加したという男子生徒(16)=葉山町=は、「他の楽器の音を聴きながら合わせるのが難しい。本番はプロに引けを取らない演奏をしたい」と意気込みを語った。


 当日も指揮を担当する阿部さんは「プロとの共演は子どもたちの世界が広がる貴重な機会。一つのステージをつくり上げるという実感が少しずつ湧いてきて、アンサンブルを楽しめるようになってきた」と本番に向け、手応えを感じていた。

 当日は、同楽団による演奏もある。午後2時開演で一般3500円、高校生以下2千円。問い合わせは、同ホール電話046(870)6622。


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