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高校生の発想取り入れ商品開発 スリーエフ、4品発売へ

経済 神奈川新聞  2015年12月20日 15:26

スイーツのサンプル品を前に改善点を話し合う吉田さん(左)と生徒たち=横浜市保土ケ谷区
スイーツのサンプル品を前に改善点を話し合う吉田さん(左)と生徒たち=横浜市保土ケ谷区

  コンビニエンスストアのスリーエフ(横浜市中区)が、県立商工高校(同市保土ケ谷区)と共同で商品開発を進めている。10代ならではの柔軟な発想を取り入れることで、これまでにない新たな商品が誕生することに期待する同社。発売は来月を予定しており、3カ月近く温めてきた生徒たちの構想がいよいよ形になろうとしている。 

 「商品開発」の授業を選択する総合ビジネス科3年の8人が担当。スリーエフ側が提示したテーマは「20代女性をターゲットにしたスイーツ」と「自分が食べたいパン」。ムースとフルーツゼリーを合わせたデザートやケーキ感覚で味わえるクレープ、ギョーザをイメージしたパンなど、9月から、商品の提案やサンプル品の試食、改善点の検討を重ねてきた。

 「試作品では甘みが強かったので、大人の女性を意識して味を少しビターに変えた。見た目にもこだわり、『可愛い』『キラキラ』など、インパクトのあるものを再提案した」と、スイーツの説明をする川嶋杏生(あずき)さん(18)。

 「大人が考えつかない、高校生ならではのアイデアに驚く」と同社マーチャンダイジング本部の吉田光彦さんが話すように、クレープ生地をドレスに見立てた「ドレプ(仮称)」は斬新な発想から生まれた。フルーツとカスタードホイップ、スポンジをクレープで包み、その上にウサギ形のチョコレートをトッピングした華やかな一品。クレープの柔らかさに対してチョコレートの硬さがアクセントとなるなど、食感まで細部にわたって計算されている。

 企画通りにいかないケースも少なくない。生徒たちから「具を大きくしたい」と要望があった「ギョーザパン」については、コストがかかることを理由に、竹の子など使用を諦めざるを得ない食材もあった。川嶋さんら生徒たちは「商品開発の難しさを実感した」。その分、商品化の喜びもひとしおだ。最終的に計4品の発売を目指しており、今後は商品名を決めるなど詰めの作業に入っていく。

 若いアイデアが詰まったコラボ商品は、来年1月27日から、一部店舗を除き店頭に並ぶ予定。


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