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JR川崎駅西口に300室ホテル 超高層オフィスビルも予定

経済 神奈川新聞  2017年01月13日 02:00

川崎駅にホテル
川崎駅にホテル

 JR東日本は12日、JR川崎駅西口に市内最大級となる300室規模のホテルと超高層のオフィスビルを建設する計画を明らかにした。13日から市条例に基づく環境影響評価の手続きに入り、来年2月の着工、2022年4月の完成を目指す。西口最後の大型開発用地が動きだすことで、市の玄関口である同駅周辺のまちづくりに弾みがつきそうだ。

 計画地は、同駅とミューザ川崎シンフォニーホールに隣接し、線路沿いに広がる「大宮町A-2街区」の約1万2400平方メートル。元はJR東日本の変電所などがあり、同社が12~13年に周辺地も取得して商業・業務系で一体的な開発を検討してきた。

 同社によると、オフィス棟は地上28階地下2階(高さ約130メートル)、ホテル棟は地上18階建て(同約60メートル)で、研修などに使える会議室なども設ける。2棟合わせた延べ床面積は約13万8900平方メートル。地上1階~地下2階に駐車場を整備する。

 着工は埋設物の除去も含めて来年2月を予定しており、同社は「ホテルのグレードや客室数、会議スペースの広さなどは周辺の市場動向を勘案して最終的に決めたい」としている。

 市内では訪日外国人客(インバウンド)の増加に伴い、ホテル施設の充実が課題となっている。加えて羽田空港と近接する川崎区殿町地区に研究開発施設の集積が完了しつつあり、国内外の研究者が宿泊や会議で使える施設を求める要望が市に寄せられていた。

 また、オフィスビルは計画の規模から「従業員5千人以上は収容できる」(地元関係者)との見方もあり、地元経済界が新設を要望している同駅横浜寄りの南口改札の検討に弾みがつく可能性もある。市まちづくり局は「来年3月に駅東西を結ぶ北口自由通路が完成するので、まず新しい人の流れも見ながらJRと協議したい」としている。

 環境影響評価方法書(写し)の縦覧は13日から2月27日まで。幸・川崎区役所、環境局環境評価室のほか、市のホームページで見ることができる。


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