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シールズがシンクタンク 政策提言や議論の場

政治行政 神奈川新聞  2015年12月15日 02:00

市民のためのシンクタンク「ReDEMOS」(リデモス)の設立会見に臨むSEALDsや学者の会メンバーや弁護士ら=東京都千代田区の参議院会館
市民のためのシンクタンク「ReDEMOS」(リデモス)の設立会見に臨むSEALDsや学者の会メンバーや弁護士ら=東京都千代田区の参議院会館

 民主主義や立憲主義を守ろうと、新たなシンクタンク「ReDEMOS」(リデモス)が発足した。国会前で安全保障関連法に反対の声を上げてきた「SEALDs」(シールズ、自由と民主主義のための学生緊急行動)と「安全保障関連法に反対する学者の会」のメンバーや弁護士が参加、14日に会見した。今後、政策提言をしたり議論の場を設けたりするという。

 民衆(DEMOS)への応答(Re:)の意味で、活動内容は大きく三つ。重要な政治課題について分析し、多様な視点を提示する。さらに、異なる立場からも自由で建設的な議論を交わす場を提供するとともに、議論の深まりを踏まえ市民や政府、政党、政治家に政策提言していく。

 代表理事に就いたシールズ中心メンバーで明治学院大の奥田愛基さん(23)は「これまでになかったことが始まる。民主主義や立憲主義について皆で一緒に考えていきたい」と期待を込めた。

 当面は、特定秘密保護法や安保法の廃止を求める。また、早ければ4月にも、立法段階で法案について合憲か違憲かを判断する「立憲民主主義促進法」と名付けた法案を示す。法案には、行政による人権侵害を監視する独立組織「立憲民主主義監視委員会」を国会に設けることなども盛り込むという。

 リデモスは一般社団法人で12月1日に設立、理事に弁護士の水上貴央さんと、学者の会の呼び掛け人で上智大教授の中野晃一さんが就任。水上さんは「若い大学生と話し日本の進むべき道があると感じた。リデモスはその第一歩。わくわくしている」と話した。

 中野さんは「自由と民主主義はこの国の根幹で、右も左もない。この土台の上で、保守もリベラルも互いに議論できる場を設けていきたい。市民と学者の知恵を融合させ切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と新しいシンクタンク像を目指す方針を示した。


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