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サカタのタネがサービス強化 通販会員制一新、無料アプリも

経済 神奈川新聞  2015年12月14日 10:32

サカタのタネが来年4月からサービスを提供する、スマートフォン用無料アプリ「サカタコンシェル」のイメージ図
サカタのタネが来年4月からサービスを提供する、スマートフォン用無料アプリ「サカタコンシェル」のイメージ図

 種苗会社・サカタのタネ(横浜市都筑区)が2016年から、顧客サービスを強化する。通信販売の会員制度を一新。年会費を値下げし、情報誌をウェブ版に移行する。野菜や草花を育てる上での悩みを専門家に相談できるスマートフォン用無料アプリも開発。同社は「サービスの領域を広げることで、長年の愛好家だけでなく、若い世代にも興味を持ってもらい、園芸趣味の裾野を広げたい」としている。

 1月にリニューアルするのは、通信販売の会員制度「サカタ友の会」。現在の年会費は2600円で、通信販売で商品を10%割引で購入できるほか、情報誌や商品カタログが自宅に届く。

 園芸愛好家の数自体は「横ばいで推移している」と同社。ただ高齢者が多く、「若年層をいかに取り込むかが課題だ」。リニューアルはインターネットを活用して使いやすくし、これまで園芸になじみのなかった層の興味を喚起するのが狙いだ。

 1月からは年会費を半額以下の1080円にし、オンラインショップで商品を購入した場合は送料を無料にする。情報誌はウェブ版に移行。誰でも閲覧できる内容と、会員のみが楽しめる内容を用意する。ネットを利用していない顧客のため、商品カタログは1月以降も宅配する。

 またシャープが提供するクラウド技術を基に、スマホ用無料アプリ「サカタコンシェル」を開発した。「若い世代は園芸を始めても、失敗するとやめてしまうケースが多い」と同社。「長く楽しんでもらうには正確な情報に加え、誰かに相談できる安心感を提供する必要がある」と考えた。

 アプリでは4月上旬から、3種類のサービスを提供する。「コンシェルジュサポート」は、病害虫に強い家庭菜園用の同社オリジナルの苗商品「おうち野菜」や、夏の日差しに強い同社開発の草花「サンパチェンス」など計24種を対象に育てる上での悩みをコンシェルジュ役の同社OBに相談できる。また「害虫が出始めたのでネットをかけましょう」など栽培する品種ごとにアドバイスが届くサービスや、個人の栽培日記を書き込める機能も付けた。

 サカタ友の会に関する問い合わせは、同社通信販売部電話045(945)8824。

 アプリに関する問い合わせは、同社小売商品統括部電話045(945)8872。


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