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「交渉期限設けて」横田さん夫妻が訴え 拉致問題

社会 神奈川新聞  2015年12月13日 02:00

横田めぐみさんの早期救出に協力を呼び掛ける父滋さんと母早紀江さん=横浜市中区の神奈川産業振興センター
横田めぐみさんの早期救出に協力を呼び掛ける父滋さんと母早紀江さん=横浜市中区の神奈川産業振興センター

 北朝鮮による拉致被害者の早期救出を求める集会が12日、横浜市内で開かれ、横田めぐみさん=失踪当時(13)=の父滋さん(83)と母早紀江さん(79)が登壇した。滋さんは、北朝鮮による再調査について「何も進んでいない。日本政府は期限を設けて交渉し、一刻も早く取り戻してほしい」と訴え、報告が先延ばしされていることに不満をにじませた。

 早紀江さんは、昨年3月にめぐみさんの娘キム・ウンギョンさん一家とモンゴルで対面したことを「悲しみの中の喜びだった」と回顧。その上で「ウンギョンちゃんの存在が唯一具体的な情報で、(拉致から)38年間何も分かっていない。私たちが生きている間に一目でも会わせてほしい。早くお互いの国が平和に暮らせるよう、何とか政府に動いてほしい」と語った。

 対談形式で横田さん夫妻と意見を交わした俳優の津川雅彦さん(75)は、生後5カ月の長女を誘拐された経験に触れ「私の娘はすぐに戻ってきたが、ご夫妻は38年もの間苦しんでいる。本当につらいことだと思う」と話していた。

 集会は県と横浜市の主催で、約170人が参加した。


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