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1学年20人受け入れ インクルーシブで県が方針

社会 神奈川新聞  2015年12月04日 03:00

 神奈川県立高校改革で障害の有無にかかわらず生徒が同じ学級で学ぶ「インクルーシブ教育」をめぐり、県教育委員会の桐谷次郎教育長は3日、知的障害のある生徒を1学年当たり20人程度、同教育を推進するパイロット校3校で受け入れる方針を明らかにした。県議会定例会本会議で公明党の佐々木正行氏(相模原市中央区)の代表質問に答えた。

 神奈川県教委は、2016年度から12年間で取り組む県立高校改革で、障害のある生徒とない生徒が共に学ぶ取り組みを進める方針。1期実施計画の4年間でパイロット校を3校程度指定し、16年度に入学者選抜を行い、17年度から障害のある生徒を一定数受け入れるとしていた。

 県教委では現在、小中学校で障害のある児童・生徒が通常学級で学び、必要なときに別の教室で指導を受けるモデル事業「みんなの教室」を15年度から茅ケ崎市内の中学校1校で実施。

 桐谷教育長はこの日の答弁で、16年度はこのモデル事業を県内の3地域に拡大する方針を示した上で、「この小中学校での取り組みの継続という観点から、この3地域でパイロットモデル校3校を指定する」と述べた。

 入学選抜については、みんなの教室実施地域の中学校の校長推薦を受けた生徒を対象に面接などを実施して、17年度から1学年20人程度の生徒を受け入れるとした。


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