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久里浜港に観光名所 大型の飲食・温浴施設

話題 神奈川新聞  2017年01月11日 02:00

久里浜港内に11日にオープンする飲食・温浴施設=横須賀市久里浜8丁目
久里浜港内に11日にオープンする飲食・温浴施設=横須賀市久里浜8丁目

 横須賀市の海の玄関口・久里浜港(同市久里浜8丁目)に11日、観光客向けの大規模な飲食・温浴施設がオープンする。同港内の市有地を民間事業者が借り受けて整備した。港の利用促進や周辺観光につながる新たな拠点として期待されており、市が長年進めてきた同港内の企業誘致の取り組みも一段落する。

 飲食店「漁師料理よこすか」と温浴施設「海辺の湯久里浜店」を開設するのは、千葉県内でも同様の事業を手掛けるウイング興産(東京都)。市が公募した事業用地約7130平方メートルを2015年8月から30年間借り上げ、3階建て施設や駐車場約170台などを整備した。賃料は月額約160万円。

 観光バスによる団体利用を視野に入れ、1、2階には最大約900人を受け入れ可能な飲食エリアを設けた。土産物店も併設し、3階の温浴施設で旅の疲れを癒やしてもらう。飲食・温浴施設の三宅忍・統括店長は「地元業者と連携し、朝市などのイベントも開いていきたい」と話す。

 市は1994年から2001年にかけて同港の拡張工事を実施。約79億円を投じて5・3ヘクタールを埋め立てた。このうち、護岸や荷さばきスペースを除く2・3ヘクタールを事業用地とし、売却・賃貸する形で企業誘致を進めてきた。

 同港内では、15年度にウイング興産と同時に進出を発表した「ファミール製菓」(横浜市金沢区)も冷凍ケーキ生産の新工場を建設中で、市によると2月中に操業開始の予定だ。これで、進出企業はフェリー会社や水産業者、食品加工会社など計8社に上り、市は事業用地の処分をほぼ終えた。

 吉田雄人市長は10日、飲食・温浴施設で開かれたレセプションに出席し、「地元で待ち望まれていた施設。観光客を呼び込む起爆剤となってほしい」と期待を寄せていた。


1階の食事スペースで10日に開かれたレセプションには、200人以上が出席した
1階の食事スペースで10日に開かれたレセプションには、200人以上が出席した

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