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気象庁長官「ほぼ噴火前」 箱根山の現況認識示す

社会 神奈川新聞  2015年11月20日 03:00

 気象庁の西出則武長官は19日の定例会見で、箱根山(箱根町)の火山活動に関し「ほぼ噴火前の状況に近づいている」との認識を示した。現在は2(火口周辺規制)の噴火警戒レベルについては「観測データをしっかりみて、レベル下げの時期を適切に判断したい」と述べた。

 西出長官は火山活動の現状を「山の膨張を示す地殻変動は停止し、その後も地震活動は続いているが徐々に低下してきている」と説明。大涌谷斜面の火口や蒸気井からの噴気は「まだ勢いがあるが、もともと噴気地帯なので、地震が収まっても噴気は続くというのが専門家の見立てだ」と指摘し、噴気が収まり切る前にレベル1(活火山であることに留意)に引き下げる可能性を示唆した。

 また、レベル1になっても、火山ガスの濃度が高い大涌谷への立ち入り規制を継続する方向で箱根町などが検討していることについては「観光客の安全のためにそういう対策を考えるのは、非常にいいことだと思う」と評価した。


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