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完成2年半で高齢者の孤立防止も 瀬谷
住民手作り「見守りの家」が交流の場に

話題 神奈川新聞  2015年11月19日 10:08

毎日老若男女が訪れにぎわっている「見守りの家」 =阿久和向原第二公園
毎日老若男女が訪れにぎわっている「見守りの家」 =阿久和向原第二公園

 横浜市瀬谷区の阿久和向原第二公園にある住民手作りのログハウス「見守りの家」が盛況だ。完成から2年半を迎えた今月、来場者は5千人を突破。赤ちゃんからお年寄りまで、世代を超えた交流の場としてにぎわっている。木の香と地域の優しさに包まれた“居場所”として-。

 「こんにちは!」。学校帰りの小学6年の女児3人がドアを開けると、「寒いから温まっていきな」と井戸端会議中のお年寄りが出迎える。「宿題終わらせるんだ!」「頑張ってね」。自然と会話が弾み、小学2年の女児がキーボードで「ミッキーマウスマーチ」を演奏すると手拍子が起きた。

 週1度は訪れるという武田信重さん(68)は「来れば必ず誰かに会える。新しい友達ができた」。市立原小6年の鈴木心寧(ことね)さん(11)は「ここは温まれてのんびりできる」と笑顔で話した。

 「見守りの家」は地域住民が企画、設計、組み立てに携わり、2013年5月に完成。08年の地元住民を対象としたアンケートで、「いざというときに頼れる場所が必要」との声を受け、誰もが集える「居場所」として整備した。

 開館は週5日、午前10時から午後4時まで。約30平方メートルの室内にはボードゲームや約千冊の本、マージャン卓などがあり、来館者は思い思いに過ごせる。介護相談を受け付けたり、カラオケやマージャンの大会を開くこともある。

 高齢者が定期的な催しを欠席した場合は安否確認につなげるなど、超高齢社会で住民の孤立を防ぐ役割にも期待が寄せられている。運営メンバーの清水靖枝さん(72)は「縁側のような場所。気軽に遊びに来て」と呼び掛けている。


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