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「プチッと」増収 エバラ食品、売上高2.2%増

経済 神奈川新聞  2015年11月13日 14:48

 調味料メーカーのエバラ食品工業(横浜市西区)の2015年9月中間連結決算は、既存主力商品が堅調に推移したほか、定番化したポーション容器入り調味料が売り上げを大幅に伸ばし、売上高が伸長。前年同期比2・2%増の255億9千万円だった。12日、同社が決算説明会を開いて解説した。

 中間連結決算は、営業利益が3・9%増の10億9200万円、経常利益が1・9%減の11億3500万円、純利益が9・8%増の6億8千万円。

 「黄金の味」「おろしのたれ」など夏に最需要期を迎える主力商品の宣伝コストが増加した一方、前年同期に発生した本社移転コストがなくなり営業利益が増加。持分法適用会社から販売機能を移管したチルド商品も増収の要因となった。経常利益は前年同期に計上した保険解約返戻金がなくなり減少、本社移転に伴う特別損失がなくなり純利益は増加した。

 食品事業は、家庭用商品の売り上げが前年同期を上回った。ポーション容器入り調味料「プチッと鍋」シリーズの新アイテム投入(8月)も増収に寄与した。同社の宮崎遵社長は「プチッと」シリーズの強化について「消費者ニーズが多様化する中、市場拡大の大きなポイントになる」と説明。来年1月には栃木工場の製造ラインを増強し、内製化を推進する。

 また、同社長は創立60周年(18年5月)に向けた経営ビジョンに基づく2年単位の中期経営計画(14年3月期~15年3月期)にも言及。「ほぼ計画通りの進捗(しんちょく)状況」とした上で「今後は全社挙げてマーケティングや開発、広告宣伝に取り組み、ブランド力向上に注力したい」とコメントした。


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