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川崎完敗Vならず 全日本総合バスケ男子

スポーツ 神奈川新聞  2017年01月10日 02:00


決勝で千葉に敗れ、ぶぜんとする主将篠山(中央)ら川崎のメンバー=国立代々木競技場
決勝で千葉に敗れ、ぶぜんとする主将篠山(中央)ら川崎のメンバー=国立代々木競技場

 バスケットボールの全日本総合選手権最終日は9日、東京・国立代々木競技場で男子の決勝が行われ、Bリーグ勢の顔合わせで千葉が川崎に88-66で快勝し、初優勝を果たした。

 千葉は2点を追う第2クオーターに攻撃のリズムがかみ合って逆転。36-26で迎えた後半に富樫の3点シュートなどで優位に立ち、その後もストーンらを軸に攻撃の手を緩めなかった。

 3大会ぶりの頂点を狙った川崎はシューターの辻が本来の攻撃力を発揮できず、ファジーカスらも厳しい守備に苦しんだ。

より強固なチームへ


 初優勝へ一丸となった創設6シーズン目の千葉の勢いにのみ込まれた。屈辱的な大敗。初々しい胴上げを見せつけられた川崎の選手たちに、Bリーグで首位を走る王者の風格はなかった。

 「栃木、三河を倒してきた千葉には勢いがあった。一発勝負の怖さを思い知らされた」と主将篠山。相手ディフェンスの激しいプレスに押され、試合巧者がゴールへの道筋を見いだせない。第2クオーターで13点まで開いた点差は、後半も縮まることはなかった。

 インサイドに切れ込めず、苦し紛れに放ち続けた23本の3点シュートはことごとくリングに嫌われ、ネットを揺らしたのはわずか4本。篠山は「千葉のプレッシャーに対し、うちのパスにずれが出た。僕らが66点しか取れないのは、レギュラーシーズンでもないこと」と脱帽した。

 ここまでビッグショットを決めてきた辻も、スイッチが入ることなく3得点。連戦で腰痛が悪化し、シュートの踏ん張りやターンを満足にできない状態だったという。日本代表シューターは「ふがいない結果。痛みを打開する力を持たないといけないし、この大舞台で痛みだしてしまうのは、まだまだ自己管理が足りない」と責任を背負った。

 ただ、Bリーグ初代王者を狙う川崎に立ち止まる暇はない。25勝4敗で中地区を独走するリーグ戦は18日に再開する。北卓也ヘッドコーチ(44)は「より強固なチームをつくっていく」と宣言。まずは14日に韓国・安養KGCと対戦する「イーストアジア・クラブチャンピオンシップ」を雪辱の舞台とする。


【川崎-千葉】第4ピリオド、リバウンドをカバーされ、顔をゆがめる川崎のスパングラー(12)=国立代々木競技場
【川崎-千葉】第4ピリオド、リバウンドをカバーされ、顔をゆがめる川崎のスパングラー(12)=国立代々木競技場

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