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海老名市長選 政策比較(上)優先順位 

選挙 神奈川新聞  2015年11月12日 10:30

海老名駅西口の渋滞対策で整備された市道=海老名市上郷
海老名駅西口の渋滞対策で整備された市道=海老名市上郷

 15日投開票の海老名市長選に立候補した現職の内野優氏(60)と新人の瀬戸清規氏(63)=届け出順=は多くの政策を掲げている。事前に実施した2氏へのアンケートへの回答や、これまでの主張から公約内容を整理した

渋滞対策に注力 内野氏


 内野氏は政策公約(マニフェスト)「継続 発展・安心安全プラン」を10月に公表、11ページの冊子も作成して配布している。

 基本姿勢は「住みたい、住み続けたいえびなを創る」「市民力を高め、現地現場主義によりまちづくりを進める」「人口対策、行政経営改革により持続可能なまちづくりを推進」。具体的には9政策60施策で構成されている。

 政策の優先順位として最初に挙げたのが道路交通対策。10月に「まち開き」を迎えた海老名駅西口地区では、大型商業施設「ららぽーと海老名」の開業に伴って周辺で道路渋滞が発生しているためだ。

 渋滞抑止の抜本策として「JRとの調整や拡張用地の交渉が課題になっている市道整備を促進させるために(市役所の)内部体制や事業の進め方を見直す。県道整備の推進について、県に対して断固たる強い要望を継続していく」などと回答している。

 続いては子育て支援の強化。待機児童の解消に向けて南・中・北部に民間を含めて保育園を増設。結婚・出産・子育て支援のための地域版支援センターの設置などを進める。

 さらに高齢者福祉の充実に力を入れるため、医療・介護が一体となった地域包括システムの整備を掲げる。特別養護老人施設の増設、元気な高齢者が気軽に行ける地域サロンの設置などを盛り込んでいる。

市民参加を重視 瀬戸氏


 瀬戸氏は政策のキーワードとして「聞く」「復活する」「備える」「変える」の四つを示した。

 具体的には「市民の声を聞きながら行政を進める」「生きる力を育む教育を復活させる」「高齢化社会の到来に備える」「大企業優先の開発型から、環境を守り、生活重視型に変える」。教育、福祉、まちづくり、文化など4分野で31施策に及ぶ。

 最優先で取り組む課題は市民参加の市政運営を挙げた。「ツタヤ図書館(指定管理者制度を導入した市立中央図書館)が市民の声を聞かないで進めた代表例だ。(市民意見を反映させるための)関連条例はあるが、名ばかり。情報公開など行政の透明性も高めたい」と回答している。

 2番手は教育施策の見直し。「体験に勝る教育なし」として、教育長時代に廃止に関わった富士山麓の野外教育施設と、かつて学校ごとに設置されていたプールを復活させる。

 また、保護者負担の軽減のため小中学校の給食費の無料化にも踏み切る。インターネット社会から子どもたちを守る取り組みや、現場で悩む教職員をサポートして教育に専念できる環境を整える。

 高齢者福祉も重視。健康増進や生きがいづくりに健康体操、スローウオーキングなどの講座を用意した生涯学習を充実。高齢化対策担当を設けて目標を定めた施設整備を行う。


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