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フランス人技師に感謝 横須賀製鉄所で15日に式典

話題 神奈川新聞  2015年11月12日 03:00

 横須賀製鉄所(造船所)着工150周年記念の一環として、製鉄所建設に尽力したフランス人技師フランソワ・レオンス・ヴェルニーと、江戸幕府勘定奉行の小栗上野介忠順の功績をたたえる「ヴェルニー・小栗祭式典」が15日、ヴェルニー公園(横須賀市汐入町)で開かれる。市が年間で企画する関連事業のクライマックスとなり、当日は同製鉄所とゆかりのある群馬県富岡市と友好都市提携締結式も行われる。

 式典は、横須賀の発展や日本近代化の基盤をつくった2人をたたえて毎年開かれている。150周年に当たる今年は、来賓に高円宮妃殿下をはじめ、駐日フランス大使や市の姉妹都市の仏西部ブレスト市長、ヴェルニーが卒業した高等教育機関エコール・ポリテクニーク学長らを迎える。仏日の国歌吹奏や花束供呈などを行う。

 よこすか芸術劇場(同市本町)で同製鉄所の歴史を振り返る講演会も実施。冒頭で、世界文化遺産に昨年登録された「富岡製糸場」が所在する群馬県富岡市と友好都市提携の締結式が行われる。

 同製鉄所と製糸場はともに、フランス人技術者バスチャンが設計に携わり、製糸場の敷地からは「ヨコスカ造舩所」という刻印入りのれんがが出土。製糸場建設で使うれんがを製造するための見本だったのではないかと推測されている。

 横須賀市の担当者は「学術研究と交流を深めていきたい。互いに共通する歴史を通じ、次世代につながるよう取り組んでいきたい」と話している。

 150周年記念に関するパネル展やスタンプラリーなどは続く。


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