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オール横浜で魅力PR 官民54団体が協議会設立 ADB総会17年開催に向け

経済 神奈川新聞  2015年11月11日 03:00

アジア開発銀行年次総会の横浜開催に向けた推進協議会の設立総会 =横浜市西区の横浜ロイヤルパークホテル
アジア開発銀行年次総会の横浜開催に向けた推進協議会の設立総会 =横浜市西区の横浜ロイヤルパークホテル

 2017年に予定されるアジア開発銀行(ADB)の第50回年次総会の横浜開催に向けた推進協議会が10日、設立された。横浜市の林文子市長が会長を務め、行政や関係団体、企業など計54団体で構成。横浜の魅力やMICE(マイス=国際会議、展示場などの総称)機能を世界に発信する好機と捉え、節目となる総会の成功に向けて、官民挙げて“オール横浜”で取り組む。

 横浜では17年5月6、7の両日、同市西区のパシフィコ横浜と周辺ホテルで開催する。各国の財務相や中央銀行総裁、民間金融機関や非政府組織(NGO)、報道機関の関係者など最大で約5千人が参加。各国代表の借款や開発協力などの方針表明をはじめ、各種セミナーやシンポジウム、ビジネスセッションなどが行われる予定。日本での開催は10年ぶり5回目。

 横浜ではこれまで、08年と13年のアフリカ開発会議(TICAD)、10年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)といった大型国際会議を開催。一方、市は公民連携による国際技術協力「Y-PORT事業」を推進するとともに、ADBとは13年に覚書を交わし、市内企業の知見や技術を途上国の都市インフラ整備に生かそうと連携している。こうした一連の取り組みが横浜開催につながった。

 推進協議会の設立総会は10日、横浜市西区のホテルで開かれ、51人が参加した。林市長は「国際貢献の取り組みや国際都市としての横浜を発信する絶好の機会」とあいさつ。開催に向けた市のコンセプトを「ともにひらく、アジアの未来」と紹介し、「ともに創る、深く知る、おもてなしするを三つの柱にして準備を進めていく」と述べた。推進協議会は今後、準備の進捗(しんちょく)状況などの情報共有を図っていく。

 ADBは67カ国・地域が加盟。本部はフィリピンのマニラで、総裁は元財務省財務官の中尾武彦氏。1966年に東京で創立総会を開き、第20回(87年)の大阪、第30回(97年)の福岡、第40回(2007年)の京都と、節目の総会を日本で開催している。


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