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有期刑で最も重い懲役30年求刑 危険ドラッグ使用で両親殺害の被告に

社会 神奈川新聞  2015年11月09日 12:08

 横須賀市の住宅で昨年10月、60代の両親を刺殺したとする殺人罪と危険ドラッグを使用したとする薬事法違反の罪に問われた無職の次男(37)の論告求刑公判が9日、横浜地裁(鬼沢友直裁判長)で開かれた。検察側は「犯行は残忍で悪質」とし、有期刑で最も重い懲役30年を求刑、弁護側は「責任能力は認められない」などとしていずれも無罪を求めた。判決は16日。

 検察側は、被告は犯行前に危険ドラッグを使用していたものの「完全責任能力だった」と主張。危険ドラッグの違法性についても認識していたとし、「両親に薬物使用などを注意されたことによる逆恨みの犯行。動機は身勝手で非難されるべき」と述べた。

 弁護側は「自分の生活のすべてを支えてくれていた両親を殺害するほどの動機はない」とし、当時は薬物の影響で犯行に及んだとし、責任能力は認められないと説明。危険ドラッグの使用についても「違法なものとは思っていなかった」と強調した。

 被告は最終意見陳述で、「こんな形で親を亡くして悲しい。多くの人に迷惑をかけ、反省しています」と謝罪した。


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