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薬学功労者しのぶ ゲールツ墓参会

カルチャー 神奈川新聞  2015年11月02日 03:00

墓参会・顕彰会に出席した加藤会長(右から2人目)ら=横浜市中区の横浜外国人墓地
墓参会・顕彰会に出席した加藤会長(右から2人目)ら=横浜市中区の横浜外国人墓地

 明治初期に日本の薬学に貢献したアントン・J・C・ゲールツの墓参会・顕彰会がこのほど、横浜市中区の横浜外国人墓地で開かれた。約30人が出席して遺徳をしのび、黙とうをささげ、献花した。県薬剤師会(加藤昇一会長)の主催。

 県薬剤師会によると、オランダ人薬学者のゲールツは1869(明治2)年に来日。長崎や東京、横浜などで薬学の指導を行った。医薬品の規格基準書である「日本薬局方」の草案づくりに取り組んだことで知られる。1883(明治16)年に39歳で病死した。横浜の外国人墓地にはお墓がある。

 同会はゲールツの墓碑の腐食が進んでいることなどから改修し、墓参会・顕彰会を実施した。加藤会長は「薬学の発展に尽力したゲールツ先生の業績をしのび、保健衛生の向上を推進したい」と話していた。

 この日、近代化学の教育功労者であるヘルマン・リッテルの墓参会・顕彰会も外国人墓地で催された。


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