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港と物流発展へ連携強化を訴え 横浜でシンポジウム

経済 神奈川新聞  2015年10月31日 10:04

港湾と物流の発展について意見交換した(左から)藤木会長、斎藤会長、石田会長 =はまぎんホールヴィアマーレ
港湾と物流の発展について意見交換した(左から)藤木会長、斎藤会長、石田会長 =はまぎんホールヴィアマーレ

 港と物流の発展について考える「港から未来をひらくシンポジウム」が30日、横浜・みなとみらい21地区のはまぎんホールヴィアマーレで開かれた。横浜、川崎、東京3港の振興協会長が一堂に会し、国際競争力を高めるための連携強化や、観光など地域振興への取り組みについて意見交換した。神奈川新聞社が創業125周年記念事業として主催した。

 パネルディスカッションでは、横浜港振興協会の藤木幸夫会長が「地方自治体が港湾を管理していることが問題」と指摘し、東アジアの大型港湾に対抗するため連携が必要と強調。東京都港湾振興協会の石田忠正会長(JR貨物会長)も「3港が力を合わせ、世界に負けない港湾に」と話した。

 観光や地域振興についても意見交換。川崎港振興協会の斎藤文夫会長は「みなと祭りなど市民に関心を持ってもらう努力を続けている」と述べ、観光船などの構想も披露した。

 日本ロジスティクスシステム協会JILS総合研究所の佐藤修司所長は「東アジアのナンバーワンを目指してほしい」とエールを送り、神奈川臨海鉄道の山内智会長も「太平洋に面したハブ港として活躍を」と港と鉄道の連携をアピールした。コーディネーターを務めた流通経済大の苦瀬博仁教授は、パネルディスカッションに先立ち「港からみたロジスティクスの過去と未来」と題し講演。輸送や情報の継ぎ目をなくす「シームレス化」による物流拠点としての発展とともに、防災拠点や交流拠点としての役割にも言及した。


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