1. ホーム
  2. 話題
  3. 性的少数者へ理解を 31日から横浜でフェスタ

性的少数者へ理解を 31日から横浜でフェスタ

話題 神奈川新聞  2015年10月30日 03:00

フェスタ成功に向けて実行委員会メンバーと打ち合わせを重ねる木村さん=横浜市
フェスタ成功に向けて実行委員会メンバーと打ち合わせを重ねる木村さん=横浜市

 同性愛者ら性的少数者への理解を深める県内初の大規模イベント「横浜レインボーフェスタ」(実行委員会主催)が31日と11月1日の2日間、中区の横浜港大さん橋国際客船ターミナルCIQプラザで開催される。ステージパフォーマンスやフォーラムなど、多彩なプログラムが会場を盛り上げる。「マイノリティーも自分らしく生きられる社会を」。主催者の熱い思いが、開催を後押しした。

 人口の3~5%といわれる性的少数者。レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(心と体の性が一致しない人)の頭文字から「LGBT」とも呼ばれるが、恋愛感情がない人など、実に多様だ。

 異性愛が常識とされる社会で「自分はおかしな存在なのではないかと家に閉じこもりがちな当事者もいる」と、実行委の共同代表、木村サスケさん(43)は話す。

 自身、勤務先で「おかまは気持ち悪い」といった侮蔑に直面する。「性的少数者はごく当たり前の存在だと知ってほしい」と、昨秋からフェスタ開催に向けて奔走してきた。

 会場に選んだ横浜は開港以来、多様な価値観を受け入れてきた。「性的少数者にフレンドリーな街としてふさわしい」と木村さん。市民や地元企業へと理解の輪を広げ、「LGBTにフレンドリーな国際都市・横浜」を国内外へ発信したいという。

 両日は、賛同する約50の団体・企業がブースを出展。当事者によるステージのほか「行政におけるLGBT施策の展望」などをテーマにした複数のフォーラム、大学生によるディスカッションが行われる。また、会場には、性別に関係なく利用できる「ジェンダーフリートイレ」も設置。周辺の外灯には性の多様性を象徴するレインボーフラッグを掲げる。

 「悩んでいる当事者が一歩踏み出すきっかけになれば。性的少数者か否か関係なく、大勢の市民に参加してほしい。また、横浜が一層、多様性に満ちた街になればうれしい」と木村さんは呼び掛けている。

 入場料は1日500円(出入り自由)。両日ともに午前10時から。詳細は公式ホームページ(http://www.yrf.jp/


シェアする