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人工芝で利用枠10倍 等々力第1サッカー場

話題 神奈川新聞  2015年10月30日 03:00

天然芝のグラウンドとなっている等々力第1サッカー場=中原区
天然芝のグラウンドとなっている等々力第1サッカー場=中原区

 サッカーJ1の川崎フロンターレ(川崎F)が等々力緑地にある川崎市所有の等々力第1サッカー場(中原区)の人工芝化を市側に提案していることが29日、分かった。川崎Fが費用負担し、天然芝の養生が不要となることで大幅に拡大するグラウンド利用枠を下部組織の小中高校生の練習や市民利用に振り向ける内容。来月5日に整備に関する覚書を市と交わし、来春の供用開始を目指す。

 同日の市議会での市側の報告によると、同サッカー場は2001年、翌年の日韓ワールドカップのキャンプ誘致のために天然芝を整備。現在、ナイター設備がなく、芝の養生のため、グラウンドの利用枠は市民利用枠の週6コマ(1コマ=2時間)だけに制限している。

 一方、川崎Fは「下部組織の練習場を地元川崎で探していた」といい、今年8月に選手育成と緑地の魅力向上を目的に整備構想を市側に提案。一部の利用時間を下部組織が使う代わりに、約9千平方メートルの人工芝化約1億6千万円、ナイター用投光器14基の設置費約4千万円の費用を負担する内容を持ちかけた。

 整備後は1週間フル活用できることになり、利用枠は週49コマに拡大。年間のの利用枠では、現在の240コマから約10倍の2368コマに拡大する。

 拡大した利用枠は、平日3日間の夕方・ナイターの時間帯を川崎Fの下部組織が使うが、それ以外は市民利用枠を大幅に増やすほか、市サッカー協会、市ラグビーフットボール協会、川崎Fで調整して使う。

 人工芝と照明施設は市が維持管理する。天然芝の現在、年間1200万円かかっている維持費は200万円程度に減る見通しという。


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