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地元農産物ずらり 宮前にセレサモス2号店

話題 神奈川新聞  2015年10月28日 03:00

川崎産の野菜などが並ぶセレサモス宮前店。オープン初日は店外まで長蛇の列ができるほど盛況だった=川崎市宮前区
川崎産の野菜などが並ぶセレサモス宮前店。オープン初日は店外まで長蛇の列ができるほど盛況だった=川崎市宮前区

 JAセレサ川崎(川崎市宮前区)の大型農産物直売所の2号店となる「セレサモス宮前店」が27日、同区宮崎の東急田園都市線宮崎台駅近くにオープンした。要望の多かった市中心部の住宅地に立地し、生産地と消費者の距離が近い都市農業をさらにPRしていく。

 1階の約300平方メートルの売り場には、小松菜やホウレンソウといった葉物から、サツマイモや大根などの根菜、カキやミカンなどの果物まで、川崎産を中心とした農産物がずらりと並ぶ。卵などの畜産物や花類も販売され、2階は料理教室などに使用できる多目的スペースとなっている。

 来店客1人目となった芦沢郁子さん(75)=同区=は「楽しみで早く来た。普段はスーパーで買っているが、これからはここで新鮮な野菜を買いたい」と笑顔。友人と訪れた近くに住む主婦(35)も「麻生区にある1号店は遠かったので、近くにできてうれしい」と買い物袋いっぱいに購入していた。

 1号店のセレサモス麻生店(麻生区黒川)は2008年4月にオープン。初年度約3億7千万円だった売り上げは順調に伸び、昨年度は約7億円まで増加し、年間約37万人が訪れている。1号店の人気ぶりに加え、消費者や生産者から「市内中心部にもつくってほしい」と要望が寄せられたことから、2号店となる宮前店の開業を決めた。本年度の売り上げは月5千万円、来客数は月3万人程度を目標に掲げる。

 この日、セレモニーであいさつした柴原裕組合長は「麻生店は観光的な要素が強い立地だが、宮前店は市の真ん中に位置する。消費者と生産者が直接出会う場所は都市農業の振興に大変重要」と期待を寄せた。

 現在の出荷者登録数は447人で市内農家約700戸の6割以上を占める。地場産(川崎産)率は麻生店で約70%で、JAセレサ川崎は「今まで市場などに出していた販路を直売所に向けてもらえれば、2号店ができても両店とも50%を上回れるのではないか」と分析する。

 午前10時から午後6時まで。水曜定休で、114台分の駐車場を完備。問い合わせは、セレサモス宮前店電話044(853)5011。


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